令和 3年  2月定例会 農水経済委員会 02月25日-02号


P.27 ◆質問 溝口委員

◆溝口委員 第64号議案ですけれども、先ほど位置とかなんとかについては、予算、意見を聞いてということになるわけですけれども、今回、5億5,800万円から9億800万円に増額されているわけですが、その増額についてはブロックの製作等になるのかどうかわかりませんけれども、全体的に42億円の予算になっているんですけど、今の進捗状況についてお尋ねをしたいと思います。

P.28 ◎答弁 内田水産部参事監

◎内田水産部参事監 直轄の特定漁港漁場整備事業、今回3億5,000万円が足されまして総事業費が42億円に対して、事業費ベースでは大体3分の2ということでございます。

P.28 ◆質問 溝口委員

◆溝口委員 わかりました。3分の2ということは、まだ3分の1ということですけれども、事業期間が来年度、令和3年度までになっているんですが、完成のめどはどのようになっているのかお尋ねします。

P.28 ◎答弁 内田水産部参事監

◎内田水産部参事監 計画が始まったのが平成29年度で、その時は令和3年度までに完成させると、予定では来年度で終わらせることになるとは思うんですけれども、そこは予算の措置状況とか、あとは実際にそういう工事が可能かどうかということもございますので、本当に令和3年度で終わるのかどうかということは、引き続き国の方に確認していきたいと思います。

P.28 ◆質問 溝口委員

◆溝口委員 そうしたら、期間を延長するとか、そんな形になってくると思うんですけれども、そのことについてずっと触れていなかったと思うんです。
 湧昇流漁場の整備について、やはり漁業者の方々も待ち望んでいるんじゃないかと思うんです。それについて遅れるということは、また次にするところが遅れていくことになるんです。その辺について、やはり国直轄ですから、国が期間を決めたなら、期間どおりにやっていかないといけないと思うんです。そのことについての国の考え方はいかがでしょうか。

P.28 ◎答弁 内田水産部参事監

◎内田水産部参事監 令和3年度に終わるのか、もしくはそれ以降に計画変更しなければいけないのか、このところについては国と今後調整をさせてください。
 ほかでもニーズがあるということであれば、現在は対馬でやっていますが、これが終わらないと、その話ができないとは考えておりませんので、今のところは早期に完成させるように引き続き国にも働きかけますし、ほかにも事業をやりたいとか、やるべきであるというところがあれば、対馬の現在の事業とは別に、しっかりと国に要望をしていこうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

P.28 ◆質問 溝口委員

◆溝口委員 国としては日本全体を考えながらやっていくと思うんです。長崎県としての考え方です。漁業者がどのように思っているのか、漁協長会とかに投げかけながらやっていかないと、どこで発生していくか、それを希望していくかというのはわからないと思うんです。だから、この事業が終わってからそれを話していたら、全国のどこか違うところでやっていくことになるんじゃないかと思うので、その辺についての漁業者への聞き取りについてどのように考えていこうとしているのかお尋ねしたいと思います。

P.28 ◎答弁 内田水産部参事監

◎内田水産部参事監 マウンド礁に限らず、実は長崎県の漁場整備の計画が令和3年度で終期を迎えます。すなわち令和4年度からの事業の立ち上げが必要だろうと思っておりまして、漁場整備はずっとやってきましたけれども、まだ足りない部分があるという認識でございますので、現在、どういうような漁場整備を今後していくべきなのかとか、こういったところを地元の意見を聞いたりして、海域ごとの課題とか望まれる整備とか、こういったところの整理を進めているところでございます。その中で、マウンド礁は国直轄ですけれども、そういう声があるのかといった確認を現在進めているところでございます。しばらくお待ちください。

P.29 ◆質問 溝口委員

◆溝口委員 魚礁としてはいろいろな形で整備をしていただいているんですけれども、コンクリート魚礁は海を汚すのではないかという話も出ていると思うんです。いろんな魚礁をつくっていただいて、魚を集めるようなことを考えていただければと私は思っておりますので、ぜひ、この事業が遅れないように努力をしていただきたいと思っております。以上です。

P.29 ◎答弁 内田水産部参事監

◎内田水産部参事監 それぞれの魚礁設置の詳細な箇所は現在調整中でございまして、この場で、このポイントに設置しますということまではですね。実は、いろいろと調べたり調整中でございまして、現時点ではまだ確定はしておりません。