平成27年  9月定例会 環境生活委員会 - 09月28日−04号

【国勢調査についての質問。】
◆溝口委員 国勢調査のことですけれども、先ほど50世帯を一応基準にしているということですが、その範囲をどのように決めているのか。ちょっと苦情が入ってきているもので、その辺について県の方でそれは決めているんですか、国の方で決めているんですか。
◎金子統計課長 まず、市町村の方で調査区というのを昨年からずっと協議しながら設定をしまして、1つの調査区を地図上でも設定をしていって決めているような状況です。
◆溝口委員 市町で決めているんですね。そうしたら県の方に言っても一緒ですね。
 ちょっと苦情が入ったのが、自分の町内50軒近くを回るならいいんですけれども、町をまたがって違うところまで、ものすごく遠いところを、特に車を運転できない年とった人たちが歩いていかないといけないという事情があるということです。ぜひそれは考えていただきたいと。できる限り町内の近いところを50軒なら50軒としていただければ、進んでその調査員になりますけど、今回受けたけど、遠いんですよねと、そういう苦情が何人からか入りましたので、その辺については市町の方とよく話し合いをしていただければと思っています。よろしくお願いいたします。
◎金子統計課長 具体的にそういうお話がありましたら、私どもの方も市町に確認したいと思います。


【通学路等整備についての質問。】
◆溝口委員 長崎県総合計画(仮称)素案の分厚い資料の114ページ、交通安全確保に向けた通学路等の整備ですけれども、平成26年度現在15%で、それを平成32年度に100%までもっていくということです。今、延長として大体どのくらい整備をしなければいけないという認識のもとにこの数字が出たんですか。
◎池田道路維持課長 これは平成24年度に行いました緊急合同点検をもとにつくった数字でございますが、20キロのうち3キロが現在進んでいる状況でございます。
◆溝口委員 20キロのうちに3キロということですから、5年間ぐらいで完全にやってしまうということです。危険箇所として指定されたのが20キロというのは、教育委員会と警察と、あとどこですか、その中で土木部の方では立ち合いをしながら見て回った結果なんですか。
◎池田道路維持課長 今、委員おっしゃったように土木部、警察、教育関係で見回って決定したものでございます。
◆溝口委員 危険箇所があるということであれば100%に早くしていかないといけないという部分はわかるんです。ただ、歩道の整備も、どのような歩道を通学路としての整備をしていこうとしているのか、その辺についてはどのように考えているんですか。
 今多いのがポール等をカーブに立ててと、そういうものが大変増えているような感じがするんですけれども、当たり前の歩道といったら、車道より上げてつくっていくというのが、バリアフリー関係を考えれば普通なんですけれども、その辺についてはどのような考えで整備をしていこうとしているのかお尋ねいたします。
◎池田道路維持課長 今回挙げている数字は、全て2.5メートル以上の歩道を設置するということでございます。
◆溝口委員 わかりました。
 ただ、長崎県全般で20キロぐらいしかなかったんですか。私もずっと回ってさるくと、幅2.5メートルの歩道というのはほとんどないような感じが、通学路としては多いと思うんですけれども、その辺について、どことどこを箇所づけしているのか、もし長崎県全般としてここを整備しますというのがわかれば、後からでもいいですから資料をいただきたいと思います。
◎池田道路維持課長 全体計画のペーパーを作成してお渡しするようにします。
 それともう一つ、今回挙げているもの以外に緊急道路点検でやったもの、先ほど言われたようにポールであるとか、カラー舗装であるとか、そういうもので物理的に広げられないようなところは対策を行っているところもございます。
◆溝口委員 ポールだけというよりは、やはり歩道として通学路ですから、それと今はもう車いすの人たちが多いわけですから、幅2.5メートルの整備を全体的に通学路のところにするということであれば、そのことについては幅2.5メートルの歩道ということで全体的に検討していかないといけないんじゃないかと私は思っているんですけれども、いかがでしょうか。
◎池田道路維持課長 将来的にはそういう歩道の整備を考えていきたいと思います。